断捨離のすすめ|ミニマムな暮らしでお金が増える理由

家計管理

「断捨離」と聞くと、物を減らすことが目的と思われがちです。

しかし、わが家が断捨離を始めた理由は、「節約」のためではありませんでした。

子どもが生まれ、ハイハイやつかまり立ちが始まり、安全に過ごせる家をつくりたかったことがきっかけです。

そこで思い切って物を手放してみたところ、不便になるどころか、生活は以前より快適になりました。

その後、引っ越しを機に「本当に必要なものだけで暮らそう」と考え、さらに断捨離を進めたことが、今の暮らしの土台になっています。

結果として、家事が楽になり、無駄な買い物が減り、お金も貯まりやすくなりました。

今回は、4人家族の実体験をもとに、断捨離で暮らしがどう変わったのか、そしてミニマムな暮らしがお金につながる理由をご紹介します。


我が家が断捨離を始めた2つのきっかけ

子どもがハイハイ・つかまり立ちを始めたこと

わが家が最初に断捨離を始めたのは、子どもがハイハイやつかまり立ちを始めた頃でした。

それまでは特に気にならなかった家具や小物も、子どもにとっては思わぬ事故につながる危険があります。

「あれを触ったら危ない!」「そこはダメ!」

そんな言葉を何度もかけながら、常に子どもの行動を見守る毎日でした。

まだ言葉が通じない時期だったため、「触らないで」と伝えるよりも、親が環境を整えるしかありません。

そこで、「家の中になければ危険はないのでは?」と考え、思い切って不要なものを手放すことにしました。

引っ越しで家の中をリセットしたこと

子どもの安全をきっかけに断捨離を始めてみると、思っていた以上に暮らしが快適になることに気付きました。

物が減ることで部屋が片付きやすくなり、掃除もしやすくなったからです。

その後、引っ越しをすることになり、「新しい家には本当に必要なものだけを持って行こう」と考えるようになりました。

引っ越しは持ち物を見直す絶好の機会です。

「なくても困らないもの」は思い切って手放し、今の暮らしに必要なものだけを残すことにしました。

このときの断捨離が、現在のミニマムな暮らしにつながっています。


実際に手放したもの

子どもの安全のために手放したもの

子どもがハイハイやつかまり立ちを始めた頃は、「危ないからやめて」と言うよりも、危険なものを家の中からなくすことを優先しました。

実際に手放したものは次のとおりです。

手放したもの理由
ローテーブル登って転落する危険があったため
座布団・クッションダニ対策と掃除をしやすくするため
ガラス製の食器割れたときに破片が飛び散り危険なため
画鋲・スプレー缶子どもの事故を防ぐため
等身大の鏡倒れたときに危険なため

引っ越しを機に手放したもの

引っ越しでは、「新しい家に本当に必要なものだけを持って行く」という考えで持ち物を見直しました。

その結果、次のようなものを手放しました。

手放したもの理由
テレビ必要性を感じなくなったため
靴・服1年間着ていないものは今後も着ないと判断したため
録画していたブルーレイ本当に見たいものだけを残したため
収納BOX備え付け収納に収まる量だけ持つ方針にしたため
不要な書類かさばり、引っ越しの荷物も増えるため

「いつか使うかもしれない」と思って残していたものも、本当に必要かを考え直す良い機会になりました。

振り返ってみると、手放したもののほとんどは、今でも「なくて困った」と感じることはありません。

▼わが家で実際になくても困らなかったものについては、こちらの記事でまとめています。
【実体験】なくても困らなかったもの9選|4人家族が手放してよかったもの


断捨離で変わったこと

子どもを安心して遊ばせられるようになった

断捨離を始めて一番大きく変わったのは、子どもを安心して遊ばせられるようになったことです。

以前は「危ないから触っちゃダメ!」と声をかけることが多く、常に子どもの行動を気にしていました。

しかし、危険なものを手放してからは、「触っても危なくない環境」を作れるようになりました。

もちろん目を離してよいわけではありませんが、以前よりも気持ちに余裕を持って子どもを見守れるようになったと感じています。

掃除が圧倒的に楽になった

物を減らしたことで床に物を置くことがほとんどなくなり、ロボット掃除機が活躍できる環境になりました。

掃除をするたびに物をどかす必要がなくなり、以前よりも短時間で部屋をきれいに保てています。

わが家ではロボット掃除機を毎日稼働させていますが、「床に物を置かない」ことが、ロボット掃除機を最大限活用するコツだと感じています。

▼家事の負担を減らすためにやめてよかったことは、こちらの記事でも紹介しています。
共働き家庭がやめてよかった家事5選|時間とお金が生まれた実体験
共働きで毎日疲れていた私が、「やめたこと」6つ

探し物が減った

物が少なくなると、「どこに置いたかな?」と探し回る時間も減りました。

収納場所が決まり、持ち物の数も少ないため、「あそこにあるかも」と自然に見当がつくようになります。

探し物に費やす時間は意外と多いものです。

断捨離をしてからは、その小さなストレスが大きく減りました。

家の中でぶつからなくなった

これは少し意外な変化ですが、家具や物が減ったことで、家の中でぶつかることがほとんどなくなりました。

以前は歩いていて家具に足をぶつけ、「小指が痛い!」ということもありましたが、今ではそのようなことはほとんどありません。

部屋の中をスムーズに移動できるだけでも、暮らしやすさが大きく変わったと感じています。

引っ越し費用も抑えられた

断捨離をしたことで、思わぬメリットもありました。

引っ越しの際、家電の多くを買い替えたことや比較的近距離の引っ越しだったこともありますが、荷物そのものが少なかったこともあり、引っ越し業者を利用せず、自分たちだけで引っ越しをすることができました。

冷蔵庫だけは配送業者へ依頼しましたが、費用は約2万円で済みました。

荷物が少ないことは、普段の暮らしだけでなく、引っ越しのような大きなイベントでも時間やお金の節約につながることを実感しました。


ミニマムな暮らしがお金につながる理由

断捨離を始めて実感したのは、物が少ない暮らしは、自然とお金を使わない暮らしにつながるということです。

ここでは、わが家で実際に感じた変化をご紹介します。

家にあるものを把握しやすくなる

物の数が少ないと、家に何があるのかを把握しやすくなります。

特に実感しているのは食材です。

冷蔵庫や食品庫の中が把握しやすくなり、同じものを買ってしまったり、賞味期限・消費期限切れで捨てたりすることがほとんどなくなりました。

食品ロスが減ることは、そのまま食費の節約にもつながっています。

▼食費を無理なく抑える具体的な方法はこちら。
4人家族の食費はいくら?わが家が月7万円台に抑えている節約ルール5つ
週末まとめ買いで食費を管理する|4人家族の買い物ルール

収納用品を買わなくなる

わが家では、「備え付けの収納に収まる量だけを持つ」ことをルールにしています。

収納が足りないと感じたら収納ケースを買うのではなく、まず持ち物を見直します。

備え付け収納に収まる量だけを持つようにした結果、収納用品を新たに購入することはほとんどなくなりました。

掃除用品が少なくて済む

物が少ないと、ほこりがたまりにくく、掃除そのものが楽になります。

わが家では床に物を置かないようにしているため、床掃除はロボット掃除機に任せています。

その結果、一般的な掃除機を持たなくても不便を感じることはありません。

掃除用品も最低限で済むようになり、買い足す機会がほとんどなくなりました。

▼ロボット掃除機など時短家電の使い心地については、こちらの記事で詳しくまとめています。
食洗機・ドラム式・ロボット掃除機を買って本当に良かった?共働き4人家族が2年間使った感想

「置く場所があるから買う」ではなく「本当に必要か」で考えるようになる

物が少ない暮らしを続けていると、新しいものを買う前に「本当に必要だろうか」と考える習慣が身に付きました。

必要だと判断して購入したものは、大切に使うようになります。

使えなくなるまで長く使うため、買い替えの回数も減り、結果として無駄な出費を抑えられています。

物を買いたくなくなる

意外だったのは、「物を増やしたくない」という気持ちが自然と生まれたことです。

せっかく片付いた部屋に新しい物を置くと、以前より散らかって見えてしまいます。

また、物を手放す大変さを知ったことで、「また捨てることになるかもしれない」と考え、衝動買いをしなくなりました。

その結果、本当に必要なものだけを購入するようになり、自然と節約につながっています。

▼節約を仕組み化して家計全体を整えたい方は、こちらの記事も参考になります。
固定費を見直す順番|家計を楽にする5つのポイント【まずここから】
4人家族の家計管理|固定費見直しで貯まる仕組みと投資の始め方


わが家のルール

断捨離を一度して終わりではなく、今の暮らしを維持するために、わが家ではいくつかのルールを決めています。

まずは今あるもので何とかならないか考える

何か必要になったときは、すぐに買うのではなく、「今あるもので代用できないか」を最初に考えます。

意外と家の中を探してみると、別のもので十分代用できることも多く、新たな出費を減らすことにつながっています。

「安いから買う」はやめる

セールや割引になっていても、「安いから」という理由だけでは買いません。

本当に必要なものかどうかを基準にして購入するようになってから、衝動買いは大きく減りました。

新しく買ったら1つ(または2つ)手放す

新しいものを買ったら、同じようなものを1つ、場合によっては2つ手放します。

「今持っているものを手放してでも欲しいものか」と考えることで、本当に必要なものだけを迎え入れられるようになりました。

備え付け収納に収まる量だけ持つ

わが家では、新たな収納用品は基本的に購入しません。

備え付けの収納に収まる量だけを持つことをルールにしています。

収納を増やすのではなく、持ち物を見直すことで、部屋も片付きやすい状態を維持できています。

売れそうなものはフリマアプリに出品する

手放すものの中でも、まだ使えるものはメルカリやヤフオクに出品しています。

不要になったものがお金になると、「また整理しよう」という気持ちにもつながります。

もちろん、出品や発送の手間とのバランスはありますが、わが家では断捨離を続けるモチベーションの一つになっています。

なお、一定期間売れなければ処分するようにしています。


まとめ

わが家が断捨離を始めたきっかけは、子どもの安全を守るためでした。

しかし、実際に物を減らしてみると、安全面だけでなく、掃除や片付けが楽になり、探し物が減るなど、暮らし全体が快適になりました。

さらに、必要なものだけを持つ暮らしを続けることで、無駄な買い物が減り、食材を無駄にすることも少なくなり、自然とお金が貯まりやすくなったと感じています。

断捨離は、「物を捨てること」が目的ではありません。

自分や家族にとって本当に必要なものを見極め、暮らしを整えるための手段です。

もし家の中に「いつか使うかもしれない」と置いたままの物があれば、まずは一つだけでも手放してみてください。

きっと、部屋だけでなく、時間や心にもゆとりが生まれるはずです。

その積み重ねが、結果としてお金にもゆとりを生み出してくれると、私は感じています。

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