4人家族の家計管理|固定費見直しで貯まる仕組みと投資の始め方

家計管理

■ 家計管理に悩む理由
子育て世帯にとって、家計管理は常に悩みの種です。
教育費、生活費、将来の老後資金…。

どれも大切だからこそ、何から手をつけるべきか迷います。

■ わが家の結論は「固定費」
わが家では、まず固定費の見直しから始めました。

✔ 固定費は一度見直せば効果が続く
✔ 毎月の支出が自動的に減る

本記事では、4人家族のわが家が実践している
「固定費の見直しで投資余力を作る家計管理」を紹介します。

この記事のポイント
・固定費が家計全体に与える影響の大きさが分かる
・支出割合の大きい「住居費」の重要性に気づける
・変動費を無理に削らなくてもよい理由が分かる
・教育費と老後資金を両立するための考え方が分かる


わが家の家計全体像|4人家族でも投資を続けられる理由

わが家の支出割合は、以下のとおりです。

固定費:10%
変動費:20%
娯楽費・投資・貯蓄等:70%

一般的な4人家族の場合、住居費を含む固定費は家計の中でも大きな割合を占める傾向があります。
そのため、固定費の比率は家計全体の余裕度を左右する重要なポイントです。

固定費は一度決まると長期間にわたり家計へ影響します。
毎月必ず発生する支出だからこそ、その割合が小さいほど家計の自由度は高まります。

わが家では、固定費の中でも特に住居費を抑えられていることが、投資や貯蓄に回せる余力につながっています。

次章では、わが家がどのような考え方で固定費を設計してきたのかを具体的にご紹介します。


まず見直したのは固定費|住居費が家計を大きく左右する

固定費は“最初に決まる支出”

家計見直しは固定費が最優先!

固定費は、契約や仕組みによって毎月決まって支払う支出です。
一度決めると見直す機会が少なく、長期間にわたり家計へ影響します。

言い換えれば、一度見直してしまえば、その後は意識しなくても自動的に支出を抑えられるということです。

だからこそ、家計を見直したいと考えたとき、固定費は最優先で向き合うべき項目だといえます。

住居費が家計を左右する理由

住居費は固定費の中で最も家計への影響が大きい支出

首都圏エリアの主な都市におけるファミリー向け賃貸マンションの家賃平均は、以下のとおりです。

東京:25万
神奈川:13万
埼玉:11万
千葉:12万
※出典:日本経済新聞「マンション家賃、初の25万円台 東京23区の家族向け」

また、総務省の「家計調査報告(家計収支編)」によると、二人以上世帯の実収入は月平均約64万円とされています。
※出典:総務省統計学「家計調査年報(家計収支編)2024年(令和6年)」家計の概要

仮に家賃が20万円前後の場合、住居費だけで家計の大きな割合を占めることになります。
住居費は金額が大きく、毎月必ず発生する支出です。

さらに、住宅ローンや賃貸契約は一度決めると長期間継続します。
つまり住居費は、「毎月のやりくり」で調整できる支出ではなく、最初の選択が将来まで影響する支出だといえます。

住居費をどう設計するかによって、将来に回せるお金は大きく変わります。
固定費の中でも、住居費は家計を左右する最も大きな要素の一つです。

わが家では、投資額を先に決めたわけでも、理想の住居費割合を設定したわけでもありません。
その時々で選択できる中から、最も合理的でコストを抑えられる方法を選んできました。

住居費についても、「いくら払えるか」ではなく、「いくらなら将来の選択肢を狭めないか」という視点で考えてきました。
家賃や住宅ローンの金額が大きくなれば、その分だけ毎月の投資額や貯蓄額は制限されます。

将来の教育費や老後資金を見据えたとき、住居費は“今の快適さ”だけでなく、“将来の余力”まで含めて決める必要があると感じました。

振り返ってみると、「住居費を抑える」というよりも、「無理のない選択を積み重ねた」ことが、現在の家計の安定につながっているのだと思います。

住居費は生活の土台です。
だからこそ、わが家では固定費の中でも最優先で向き合ってきました。

▼わが家の家購入については、こちらで詳しく紹介しています。
住宅ローンを組まずに家を一括購入した話|わが家が実践したお金の貯め方

そのほかの固定費の考え方

・保険について「大きなリスクに備える・必要最低限にする」

保険について、わが家では次の3つの考え方を大切にしています。

① 貯蓄や投資とは分けて考えること
② 起こる確率は低いものの、発生した場合に大きな支出が必要になるリスクに備えること
③ 必要最低限の保険に絞ること

まず、保険は貯蓄や投資とは役割が異なると考えています。
資産を増やすことは投資で行い、保険はあくまで「万が一の備え」として活用しています。

また、わが家では「発生する確率は低いものの、起きた場合に大きな損失が発生するリスク」に備えることを重視しています。

そのため、現在加入している保険は住宅の火災保険や、自動車の自賠責保険など、生活に必要なものに限られています。
固定費を増やしすぎないよう、保険は必要最低限に抑えることを意識しています。

・通信費について「オススメは格安SIM」

通信費は、固定費の中でも比較的コントロールしやすい支出の一つです。
わが家ではスマートフォンの通信費を抑えるため、格安SIMを利用しています。

大手キャリアと比べると通信費を大きく抑えられるため、毎月の固定費を軽くする効果があります。
通信費は一度見直すだけでも長期的に家計へ影響するため、固定費を抑えるうえで意識しておきたいポイントです。

・車について「必要の有無について要検討!」

車は購入費だけでなく、税金や保険料、車検、ガソリン代などさまざまな維持費がかかります。
そのため、わが家ではまず「公共交通機関や自転車で生活できないか」を検討するようにしています。

できるだけ車を持たないことが、固定費を抑えるうえで大きな効果があると考えているためです。

それでも車が必要な場合には、ローンを組まずに一括購入を基本とし、できるだけ中古車を選ぶようにしています。
購入後の維持費も含めて考えることが、家計への負担を抑えるポイントだと感じています。

▼固定費の見直しについては、以下の記事でまとめています。
固定費を見直す順番|家計を楽にする5つのポイント【まずここから】


変動費は頑張りすぎない|子育て家庭が続けられる家計管理

変動費の代表的なものとして、「食費」や「日用品費」があります。

「今日は○○スーパーで卵が安いから買いに行かないと」
「少しでも安いお店を探さなきゃ」

そんなふうに、毎月の買い物で疲れてしまっていませんか。

結論から言うと、変動費は“頑張って削る必要はない”と考えています。

理由は次の3つです。

①一時的な節約になりやすく、効果を得るには継続し続ける必要があること
②多くの場合、時間や労力をかけなければ大きな効果が得られないこと
③節約のストレスが大きく、長く続きにくいこと

そのため、「食費」や「日用品費」は細かく削るよりも、シンプルな仕組み(ルール)を作る方が効果的だと感じています。

わが家では特別に節約を意識しているわけではありませんが、食費と日用品費を合わせて月7〜8万円ほどに収まっています。

例えば、次のようなルールを意識しています。

✔買ったものは必ず使い切る
✔買い物は週に1回、まとめて購入する
✔ドラッグストアの食品売り場を活用する

このように、無理なく続けられる仕組みを作ることを大切にしています。

疲れる節約は長く続きません。
変動費は「頑張りすぎないこと」が大切だと考えています。

▼食費の考え方については、以下の記事でまとめています。
4人家族の食費はいくら?わが家が月7万円台に抑えている節約ルール5つ


老後資金と教育費をどう両立する?わが家の考え方

子育て世帯にとって、お金の悩みとしてよく挙がるのが「教育費」と「老後資金」です。

どちらも大きな支出であり、「どちらを優先すべきか」と悩む家庭も多いのではないでしょうか。

わが家では、教育費と老後資金はどちらか一方ではなく、同時に準備することが大切だと考えています。

教育費の方が早く必要になるケースが多いため、どうしても教育費を優先しがちです。
しかし、老後資金には基本的に借り入れの手段がなく、年齢を重ねると収入を増やすことも難しくなります。

そのため、老後資金についても早い段階から少しずつ準備しておくことが重要だと考えています。

わが家では、次の3つを意識しています。

・NISAなどの非課税制度を活用する
・長期積立を基本とする
・無理のない金額で継続する

教育費と老後資金はどちらも大切ですが、生活資金を確保したうえで余剰資金を生み出し、投資していくことが大切です。
無理をして投資額を増やす必要はありません。

大切なのは、家計に合った形で長く続けていくことだと考えています。

▼投資の始め方については、以下の記事で詳しくまとめています。
投資を始める人へ|共働き子育て家庭におすすめのシンプルな始め方


「完璧」を目指さない家計管理という選択

今回は、4人家族の家計管理について、固定費の見直しを中心にわが家の考え方をご紹介しました。

家計を見直すときは、まず住居費などの固定費に目を向けることが大切です。固定費は一度見直すだけで、長期間にわたって家計に良い影響を与えてくれます。

一方で、食費や日用品費などの変動費は無理に削る必要はありません。続けられる仕組みを作り、頑張りすぎないことも家計管理を続けるための大切なポイントです。

教育費や老後資金など将来のお金についても、家計に無理のない範囲で少しずつ準備していくことが重要だと考えています。

家計管理に「正解」はありません。
大切なのは、自分たちの生活に合った方法で、無理なく続けていくことです。

この記事が、これから家計管理を見直したいと考えている方の参考になればうれしいです。

▼家計管理の全体像は、以下の記事を参考にしてください。
4人家族の家計改善ロードマップ|固定費・食費・投資まで完全ガイド

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