食費を節約しているのに、「これ以上なかなか下がらない…」と感じていませんか?
まとめ買いや自炊、外食を控えるなど、できることはすでにやっている。それでも思ったほど食費が減らないと、「もうこれが限界かも」と感じてしまいますよね。
実は、食費はやり方を少し変えるだけで、まだ下げられる余地があります。
わが家でも一通りの節約を実践したあと、さらに工夫を重ねることで、無理をせず食費を抑えることができました。
なお、わが家では外食費やお米代も含め、食に関わる支出はすべて食費として管理しています。
※旅行時の宿泊費に含まれる食事のみ、例外として娯楽費に含めています。
よくあるように一部を除いて安く見せるのではなく、実際にかかっているリアルな金額ベースで考えています。
我が家ではこれらの工夫により、食費を7万円台で安定させています。
▼わが家のリアルな生活費の内訳については、こちらの記事で紹介しています。
・4人家族の生活費はいくら?平均とわが家のリアル家計
この記事では、そんなわが家が実践している「4人家族の食費をさらに下げる上級テク」を具体的にご紹介します。
「これ以上どうすればいいかわからない」と感じている方こそ、ぜひ参考にしてみてください。
食費を節約しているのに「これ以上下がらない」と感じる理由
食費がなかなか下がらないのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、基本的な節約ができているからこそ起こる状態です。
ここでは、食費が下がらなくなる主な理由を3つご紹介します。
すでに基本の節約はやりきっている
まず多くの方が取り組んでいるのが、以下のような基本の節約です。
✔まとめ買いをする
✔自炊中心の生活にする
✔外食を控える
これらは食費を下げるうえでとても効果的ですが、ある程度までいくと効果が頭打ちになります。
つまり、「これ以上下がらない」と感じるのは、しっかり節約できている証拠でもあるのです。
無意識のムダが残っている
一見ムダがないように見えても、実は細かい部分で出費が増えているケースもあります。
✔買い物のついでに余計なものをカゴに入れてしまう
✔「なんとなく」で食材やお菓子を買ってしまう
こうした“ちょい足し”の積み重ねは、1回ごとの金額は小さくても、月単位で見ると意外と大きな差になります。
やり方が「最適化」されていない
節約自体はできていても、やり方が非効率になっていることもあります。
✔安いからといって使い切れない量を買ってしまう
✔その都度考えて買い物していて、結果的に無駄が出る
このように、「節約しているつもり」でも、仕組みとして最適化されていない状態だと、思ったほど効果が出ないことがあります。
このように、食費が下がらなくなるのは珍しいことではありません。むしろ、基本の節約ができているからこそ起こる“次のステップ”です。
次の章では、ここからさらに食費を下げるための具体的な方法をご紹介していきます。
▼食費節約の基本テクについては、こちらの記事でも紹介しています。
・4人家族の食費はいくら?わが家が月7万円台に抑えている節約ルール5つ
4人家族の食費をさらに下げる“上級テク7選”
① 週1回のまとめ買い+1人で行くルール
わが家では、買い物は毎週土曜日の週1回と決めています。
仕事が休みで、夫に子どもを預けられるタイミングに固定することで、無理なく続けられる仕組みにしています。
また、買い物は必ず1人で行きます。
子どもと一緒に行くと「これ買って」と言われてしまい、予定外の出費につながるためです。1人で行くことで、必要なものだけに集中できます。
買い物に行く前には必ずメモを作り、それ以外のものは基本的に買いません。
滞在時間も30分程度に抑え、「必要なものだけを短時間で買う」ことを意識しています。
なお、チラシは基本的に見ていません。
買い物に行ける日が決まっているため特売に合わせられないこと、またチラシをチェックする時間自体がもったいないと感じているためです。
■ 毎週必ず購入するもの ※野菜は季節によっては多少変動があります。
納豆(1週間分)
牛乳(2〜3本)
卵(2〜3パック)
油揚げ
もやし(1〜2袋)
キャベツ(1個)
ミニトマト
ねぎ
しめじ
にんじん
玉ねぎ
このように「必ず買うもの」をある程度固定しておくことで、迷いが減り、無駄な買い物を防げます。
■ 買い物の予算感
1回あたりの予算は5,000円〜10,000円程度です。
幅があるのは、お肉を安いタイミングでまとめ買いすることがあるためです(詳しくは後述します)。
■ 例外ルール
基本的に買い足しはせず、あるものでやりくりします。
ただし、子どもが体調を崩したときなど、食べられるものが限られる場合のみ例外的に買い物に行きます。
このように、買い物の頻度・タイミング・内容をあらかじめ決めておくことで、無駄な出費を防ぎ、食費の安定につながっています。
② 食材は「使い切り+冷凍前提」で管理する
わが家では、食材は「使い切るもの」と「冷凍するもの」を分けて管理しています。
まず、野菜など冷蔵するものについては、1週間で使い切る前提で購入しています。
週1回の買い物に合わせて使い切ることで、食材ロスを防いでいます。
一方で、お肉は冷凍前提で管理しています。
購入するお肉は以下の4種類に絞っています。
豚こま肉
豚ひき肉
鶏もも肉
鶏むね肉
種類を固定することで、価格の把握がしやすくなり、「安いかどうか」の判断がしやすくなります。
それぞれの購入基準は以下の通りです。
豚こま肉:100gあたり130円以下で購入(100円以下なら多めに購入)
豚ひき肉:100gあたり130円以下で購入(110円以下なら多めに購入)
鶏もも肉:100gあたり110円以下で購入(100円以下なら多めに購入)
鶏むね肉:100gあたり100円以下で購入(80円以下なら多めに購入)
※価格はあくまでわが家が利用しているスーパーの目安です。お住まいの地域や店舗によって異なるため、普段利用しているスーパーの“通常価格”を把握したうえで基準を決めるのがおすすめです。
このように、あらかじめ基準を決めておくことで、迷わず判断でき、無駄な出費を防ぐことができます。
購入したお肉は、そのまま冷凍し、1ヶ月以内を目安に使い切るようにしています。
(購入時点で1回分ずつの量にしているため、特別な小分けや下味冷凍はしていません。)
なお、魚については冷凍せず、買い物に行った日に安ければ購入し、当日または翌日で使い切るようにしています。
このように管理することで、安いタイミングで効率よく食材を確保できるだけでなく、食材ロスも減らすことができました。
▼毎日の料理の負担を減らす分散型の作り置きについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
・作り置きがしんどくて、やり方を変えた話|共働き家庭の“分散型”作り置き
③ 調味料はシンプルにして無駄買いを防ぐ
わが家では、「〇〇の素」のような調味済みの調味料は基本的に購入しません。
その代わりに、シンプルな調味料を組み合わせて味付けをしています。
調味済みの調味料は便利な反面、使用頻度が限られやすく、使い切れずに余ってしまうことも多いと感じたためです。
また、1つあたりの単価も高くなりがちで、積み重なると意外と出費が増えます。
現在、わが家で使用している主な調味料は以下の通りです。
醤油・味噌・砂糖・塩・こしょう・味の素・あじしお・豆板醤・甜麺醤・マヨネーズ・ケチャップ・ウスターソース・中濃ソース・オイスターソース・白だし・めんつゆ・コンソメ・鶏ガラスープの素
一見多く見えるかもしれませんが、これらを組み合わせることで幅広い料理に対応できるため、特定の料理専用の調味料を買う必要がなくなります。
結果として、調味料の無駄な買い足しが減り、ストック管理もシンプルになりました。
④ 旬の食材を選んでコスパを上げる
わが家では、できるだけ旬の食材を選ぶようにしています。
旬の食材は市場に多く出回るため価格が安くなりやすく、同じ量でもコストを抑えやすいのが特徴です。
とはいえ、細かく「いつが旬か」を覚える必要はありません。
日頃からスーパーで価格を見ていれば、「いつもより安い=旬」「高い=旬ではない」といった感覚で判断できます。
また、わが家では子ども用の野菜図鑑を参考にすることもあります。
親子で一緒に見ることで、旬の食材を自然と意識できるようになり、食育にもつながっています。
一方で、玉ねぎやにんじんなど、年間を通して価格が安定している食材は積極的に活用しています。
このように、旬の食材と価格が安定している食材をうまく組み合わせることで、無理なく食費を抑えることができます。
⑤ ふるさと納税で食費を固定費から外す
わが家では、ふるさと納税を活用して食費を抑えています。
特にお米はすべてふるさと納税でまかなっており、米代はほぼ0円です。
毎月の食費の中でも割合の大きいお米代がかからなくなることで、全体の負担が大きく減りました。
お米は、その時点で最もコストパフォーマンスの良い返礼品を選んでいます。
目安としては、1回あたり50〜60kg程度の大容量のものを選ぶことが多いです。
このくらいの量になると、1kgあたりの単価が下がりやすく、結果的にコスパが良くなるためです。
また、あらかじめまとめて確保しておくことで、「買い忘れ」や「価格の変動」に左右されることもなく、食費が安定するようになりました。
なお、お米は冷暗所や冷蔵庫などで適切に保管しています。
▼ふるさと納税の詳しいやり方については、こちらの記事でまとめています。
・ふるさと納税のやり方【2026年版】共働き家庭が生活費を減らす返礼品の選び方
このように、ふるさと納税をうまく活用することで、食費の一部を“固定費のようにコントロールする”ことができています。
⑥ 昼食は弁当+マイボトルで完全自衛
わが家では、昼食は外で購入せず、弁当を持参しています。
弁当といっても特別なことはしておらず、普段の夕食を少し多めに作り、取り分けておいたものを朝に詰めるだけです。
一から作る手間がないため、無理なく続けることができています。
▼わが家の1週間のリアルな夜ごはんと、弁当にも活用する献立の工夫については、こちらの記事でも紹介しています。
・共働き4人家族のリアルな1週間の夜ごはん|時短と節約を両立する献立
弁当のコストは、1食あたりおよそ300円ほどです。
外食を1回1,000円とすると、1回あたり約700円の節約になります。
また、飲み物についてもペットボトルはほとんど購入せず、マイボトルを使用しています。
お茶パック(50袋で約500円)を使っているため、1日あたりの飲み物代は約10円です。
仮にペットボトルを1日1本(約150円)購入するとすると、1日あたり約140円の節約になります。月にすると1万円以上の差になります
このように「昼食」と「飲み物」を外で買わないようにすることで、小さな出費の積み重ねを防ぎ、結果的に食費の節約につながっています。
⑦ 外食はポイント払いで“実質0円”にする
わが家では、外食は完全になくすのではなく、ポイントを活用して“実質0円”で楽しむようにしています。
具体的には、住信SBI証券で新NISAを開設し、クレカ積立を行うことで、積立額に応じてもらえるVポイントを活用しています。
さらに、日々の支払いもクレジットカードに集約することで、ポイントを効率よく貯めています。
これらを合わせると、1人あたり毎月3,000ポイント弱、夫婦合わせると6,000ポイント弱が貯まります。
そのため、外食はポイントの範囲内で行い、2ヶ月に1回程度、自分のクレジットカードのポイントを使って支払う形にしています。
6,000ポイントあれば、家族での外食でもほとんどの場合はポイント内でまかなうことができます。
※積立額や支払い額によってポイントは変わります
▼新NISAやクレカ積立の始め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・新NISAの始め方|初心者でも迷わない5ステップ【つみたてNISA経験者の実体験】
・クレジットカードは何枚持つべき?最適は2〜3枚|5枚以上持って分かった結論
このように、支出を単に減らすだけでなく、「支払い方法を工夫する」ことで、無理なく食費を抑えることができます
それでも食費が下がらないときの見直しポイント
ここまでご紹介した方法を試しても、思うように食費が下がらない場合は、少し視点を変えて見直してみるのもおすすめです。
食費以外と混ざっていないか
意外と多いのが、「食費」と「日用品費」が混ざってしまっているケースです。
例えば、スーパーで一緒に購入した洗剤やティッシュなどもすべて食費として計上してしまうと、本来の食費よりも高く見えてしまいます。
一度、「食べるもの」と「それ以外」を分けて考えてみるだけでも、実際の食費の見え方が変わることがあります。
▼食費を正確に把握するためのコツは、こちらの記事でも解説しています。
・家計簿が続かない人へ|無理なく続ける5つのコツ
収入や生活スタイルとのバランス
食費は下げようと思えば下げることができますが、無理をしすぎるとストレスが溜まり、長続きしません。
特に、共働きや子育て中の場合は、時間や手間とのバランスも大切です。
また、食費を切り詰めすぎると、栄養が偏って体調を崩してしまい、結果的に医療費がかかるなど、かえって出費が増えてしまう可能性もあります。
「少し食費が高くても、その分ラクできる」「健康を保てる」といった視点も大切にしながら、自分たちに合ったバランスを見つけることが重要です。
▼共働き家庭でのお金管理の方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・共働き夫婦のお金管理|財布は別?一緒?わが家が「一括管理」を選んだ理由
まとめ|すべてやらなくてOK、1つ変えるだけでも効果あり
ここまで、4人家族の食費をさらに下げるための上級テクをご紹介しました。
どれも特別なことではなく、少し考え方ややり方を変えるだけで取り入れられるものばかりです。
とはいえ、すべてを一度にやろうとすると負担になってしまうため、まずはできそうなものを1つだけ試してみるのがおすすめです。
例えば、
✔買い物の回数を週1回にしてみる
✔弁当を持っていく日を増やしてみる
✔調味料をシンプルにしてみる
こうした小さな積み重ねでも、続けることでしっかり効果が出てきます。
食費は「頑張って削るもの」ではなく、仕組みで自然に下げていくものです。
無理なく続けられる方法を見つけて、ご家庭に合った形で取り入れてみてください。
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