生活防衛費はいくら必要?共働き4人家族のリアルな設定額を公開

家計管理

生活防衛費は、「生活費の3〜6か月分」「子育て世帯なら6〜12か月分」が目安と言われることが多いです。

しかし、実際に必要な金額は、家族構成や働き方、毎月の生活費などによって異なります。そのため、一律に「○か月分あれば安心」と言い切ることはできません。

わが家は共働き4人家族で、生活防衛費として200万円を確保しています。月の生活費は約20万円なので、約10か月分、娯楽費を抑えれば約1年間生活できる金額です。

この記事では、わが家が生活防衛費を200万円に設定している理由や、どのような考え方で管理しているのかを紹介します。これから生活防衛費を準備したい方や、自分に合った金額を考えたい方の参考になれば幸いです。


生活防衛費とは?

生活防衛費の役割

生活防衛費とは、病気やケガ、失業などで収入が減ったり、なくなったりした場合でも、当面の生活を維持するために備えておくお金のことです。

万が一の事態は、いつ起こるか分かりません。十分な生活防衛費があれば、焦って条件の合わない仕事に就いたり、資産を急いで売却したりせず、落ち着いて次の行動を考えられます。

生活防衛費は、「もしものときの安心を買うためのお金」と考えると分かりやすいでしょう。

一般的な目安

生活防衛費は、一般的に生活費の3〜6か月分が目安とされています。収入が不安定な方や、小さなお子さんがいる家庭では、6〜12か月分を確保すると安心と言われています。

目安をまとめると、以下のようになります。

世帯一般的な目安
独身生活費の3〜6か月分
共働き世帯生活費の3〜6か月分
子育て世帯生活費の6〜12か月分

ただし、これはあくまでも目安です。家族構成や働き方、毎月の生活費によって、必要な金額は変わります。

次に、わが家が生活防衛費を200万円に設定している理由をご紹介します。


わが家の生活防衛費は200万円

内訳

わが家では、生活防衛費を合計200万円としています。

項目金額
100万円
100万円
合計200万円

生活防衛費は、夫婦それぞれの普通預金口座で100万円ずつ管理しています。

すぐに引き出せるよう、値動きのある投資商品ではなく、普通預金で保管しています。

約1年間生活できる金額

わが家の月の生活費は、娯楽費を含めて約20万円です。

そのため、生活防衛費200万円があれば、約10か月間は現在と同じ生活水準を維持できます。

▼わが家の生活費の内訳については、こちらの記事でも紹介しています。
4人家族の生活費はいくら?平均とわが家のリアル家計

また、旅行やレジャーなどの娯楽費を一時的に抑えれば、約1年間生活できる計算です。

生活防衛費は使わないことが理想ですが、「もしものときでも約1年間は落ち着いて生活できる」という安心感が、我が家にとってちょうど良い金額だと考えています。


わが家が200万円に決めた理由

生活防衛費に「正解の金額」はありません。

わが家では、家計の状況や働き方を踏まえて、「200万円あれば十分」と判断しています。その理由をご紹介します。

理由① 1年間あれば次の行動ができる

わが家が生活防衛費を200万円に設定した一番の理由は、「約1年間生活できる金額」だからです。

万が一、夫婦ともに仕事を失ったとしても、約1年間生活できる資金があれば、焦って仕事を決める必要はありません。

落ち着いて転職活動を進めたり、自分に合った仕事を探したりする時間を確保できます。

生活防衛費は、生活を維持するためのお金であると同時に、「冷静に次の行動を選ぶためのお金」でもあると考えています。

理由② 共働きだから

わが家は共働きで、夫婦どちらか一方の収入だけでも生活できる家計になっています。

毎月の生活費は、一人分の収入で十分まかなうことができ、家計は黒字です。

そのため、夫婦どちらか一方が休業や失業をしても、すぐに生活防衛費を使うことはありません。

わが家では、「夫婦ともに収入がゼロになる」という最悪のケースに備えれば十分だと考えています。

家族構成や働き方によって必要な生活防衛費は異なりますが、わが家ではこの考え方が200万円という金額につながっています。

▼共働き夫婦のお金管理については、こちらの記事でも紹介しています。
共働き夫婦のお金管理|財布は別?一緒?わが家が「一括管理」を選んだ理由|財布は別?一緒?わが家が「一括管理」を選んだ理由
4人家族の家計管理|固定費見直しで貯まる仕組みと投資の始め方


わが家では生活防衛費を使う場面を決めています

生活防衛費は、金額を決めるだけでなく、「どのような場面で使うのか」というルールを決めておくことも大切だと考えています。

わが家では、生活防衛費を使うケースをあらかじめ決めているため、必要以上に取り崩すことはありません。

生活防衛費を使う条件

基本的に生活防衛費を使うのは、夫婦ともに失業や休業などで世帯収入がゼロになった場合です。

収入がなくなり、毎月の生活費を給与でまかなえなくなったときに初めて生活防衛費を取り崩します。

約1年間生活できる資金を確保しているため、焦って仕事を決めることなく、落ち着いて次の行動を考えられると考えています。

突発的な支出が発生した場合

家電の買い替え、医療費など、予定外の支出が発生することもあります。

こうした場合は、一時的に生活防衛費を取り崩すことがあります。

ただし、次の給与が入ったら、生活防衛費が再び200万円になるよう最優先で補充します。

その後、生活費と生活防衛費の補填を済ませて残ったお金を、貯金や投資に回すのが我が家のルールです。

▼家計のお金の流れ・優先順位については、こちらの記事でも紹介しています。
4人家族の家計改善ロードマップ|固定費・食費・投資まで完全ガイド
家計のお金の流れを「見える化」する4つのステップ|貯まる仕組みの作り方

このように優先順位を決めているため、生活防衛費が不足したままになることはありません。

▼詳しい家計のお金の流れについては、こちらの記事で紹介しています。
家計のお金の流れを「見える化」する4つのステップ|貯まる仕組みの作り方

生活防衛費は、「使ってはいけないお金」ではなく、「必要なときには使い、使ったら最優先で元に戻すお金」と考えています。

このルールを決めていることで、万が一の備えを維持しながら、安心して資産形成を続けられています。

▼生活防衛費が整ったら、次は資産形成のステップへ。こちらの記事でも紹介しています。
投資を始める人へ|共働き子育て家庭におすすめのシンプルな始め方
新NISAの始め方|初心者でも迷わない5ステップ【つみたてNISA経験者の実体験】


生活防衛費は「安心して行動するためのお金」

生活防衛費は、多ければ多いほど良いというものではないと考えています。

もちろん、手元に現金が多ければ安心感はあります。しかし、その分を必要以上に現金で持ち続けることで、資産形成のスピードが遅くなることもあります。

大切なのは、「自分や家族が安心して生活できる金額はいくらなのか」を考えることです。

わが家の場合、その答えが約1年間生活できる200万円でした。

1年間あれば、万が一夫婦ともに収入がなくなっても、焦って仕事を決める必要はありません。生活を維持しながら転職活動を進めたり、これからの働き方をじっくり考えたりする時間を確保できます。

生活防衛費は、単に生活費を補うためのお金ではなく、安心して次の行動を選ぶためのお金です。

一般的な目安を参考にすることは大切ですが、最終的には家族構成や働き方、生活費に合わせて、自分たちが安心できる金額を決めることが重要だと思います。


まとめ

生活防衛費に「この金額が正解」という基準はありません。

一般的には生活費の3〜6か月分、子育て世帯なら6〜12か月分が目安と言われていますが、本当に必要な金額は家族構成や働き方、生活費によって変わります。

大切なのは、一般論をそのまま取り入れるのではなく、「自分たちが安心して生活できる金額」を考えることです。

わが家では、約1年間生活できる200万円を生活防衛費として確保しています。また、「夫婦ともに収入がゼロになったときに使う」という基本ルールを決め、突発的な支出で取り崩した場合も、次の給与で最優先に200万円まで補充する仕組みにしています。

このように金額だけでなく、いつ使い、どのように補充するかまで決めておくことで、万が一のときにも慌てることなく対応できます。

この記事が、ご家庭に合った生活防衛費を考えるきっかけになれば幸いです。

▼関連記事
4人家族の生活費はいくら?平均とわが家のリアル家計
4人家族の家計管理|固定費見直しで貯まる仕組みと投資の始め方
共働き夫婦のお金管理|財布は別?一緒?わが家が「一括管理」を選んだ理由
共働き4人家族の家計改善ロードマップ
固定費を見直す順番|家計を楽にする5つのポイント【まずここから】
教育費の貯め方|時間を味方につけて無理なく準備する方法

コメント

タイトルとURLをコピーしました